花の名前には、それぞれ意味や願いが込められています。

特に、風水の観点から見た“縁起の良い花”を取り入れることで、恋愛運や金運、健康運などを自然に高めることもできます。

最近では、子どもの名前やペットの名前、創作キャラクターに「縁起のいい花の名前」を取り入れる人が増えています。

また、風水では花＝自然のエネルギーを持つ“生きた開運アイテム”とされており、運気アップのために積極的に活用されています。

「言霊（ことだま）」の考え方と同じく、名前には力が宿るとされているため、花の持つ意味や響きは重要な開運ポイントなのです。

縁起がいい花の名前と置き場所

名前としても縁起が良く、風水的にも運気を高めるとされる花を厳選して紹介します！

桜（さくら）

花言葉：精神の美、優雅な女性
意味：新しい始まり、繁栄、希望
風水効果：恋愛運・人間関係運アップ。ピンクの花は「陽」の気を強める

風水効果（具体例）

桜は、「スタート」「縁」「希望」といった前向きな気を持つ花です。
たとえば、転職活動中の人が部屋に桜を飾ったところ、人間関係がスムーズになって内定が決まったという風水事例もあります。

また、別れた恋人との関係を前向きに整理したいときにも桜はおすすめ。

感情の浄化と、次の良縁を呼び込むサポートになります。

置き場所：玄関・リビングの東側

東は「木」の気を持つ方位で、成長・挑戦・発展を意味します。

桜の“始まりのエネルギー”と非常に相性が良いです。

玄関に飾れば、良縁やチャンスを家の中に取り込み、朝日の入るリビングに飾ると一日の運気の流れが整います。

蘭（らん）

花言葉：優雅、誠実、永遠の愛
意味：気品・高貴さ・優雅な生き方
風水効果：人間関係運・仕事運アップ。白い蘭は浄化作用もあり厄除けに◎

風水効果（具体例）

蘭は「気品」「知性」「上品さ」を象徴する花。
職場での評価を高めたい、信頼される人になりたいというビジネス層に人気です。
たとえば、自営業の方が白い胡蝶蘭を飾ったところ、クライアントとの関係が好転し売上アップにつながった、という声も。

白い蘭は特に「浄化力」が高く、人間関係のわだかまりをクリアにします。

置き場所：書斎・玄関の右側・北の壁際

北は「キャリア運」の方位。

静かに内面を整える蘭との相性が抜群です。
玄関の右側は“来客の気”が流れる場所なので、信頼されたい職種（接客・営業）には非常に効果的。

百合（ゆり）

花言葉：純粋、無垢、威厳
意味：純潔、誠実、守られる存在
風水効果：家庭運・女性の魅力を高める花。白は気を整える効果がある

風水効果（具体例）

百合は女性性を高め、家族関係を調和させる力を持ちます。
たとえば、夫婦喧嘩が絶えなかった家庭で、白百合をリビングに飾り始めたところ、空気が柔らかくなり自然と会話が増えたという報告も。

また、独身女性が寝室に百合を飾ってから穏やかで誠実な男性と出会い、恋愛が好転したという例もあります。

置き場所：寝室・リビングの西側

西は「恋愛運・金運」をつかさどる方位。

百合の清潔感と浄化力がこの気を活性化します。
寝室に飾れば心が安らぎ、恋愛にも家庭にも安定感を与える空間になります。

菊（きく）

花言葉：高貴、高潔、真実
意味：長寿・安寧・繁栄
風水効果：健康運・家庭運向上。邪気払いの効果もあるとされる

風水効果（具体例）

菊は「不老長寿・高潔さ・品格」の象徴。
病気や不安を抱えている家族がいる場合、菊を飾ることで心の平穏を取り戻したり、病気の快復が早まったという報告もあります。

また、精神的に不安定な時期に飾ると、内面的なブレを穏やかに整えてくれます。

置き場所：仏壇・キッチン・南の壁際

南は「健康・知性・名誉」の方位。

陽の気を受けやすく、明るい花である菊が理想的です。
特に家族の健康運を願うならキッチンの南に飾るのがベスト。

邪気を払う浄化力も高まります。

牡丹（ぼたん）

花言葉：富貴、風格、壮麗
意味：富・美・成功
風水効果：金運・勝負運に強く、リーダー気質の人におすすめ

風水効果（具体例）

「百花の王」と呼ばれる牡丹は、富貴・成功・名声を呼び寄せる花です。
経営者やフリーランスなど勝負に出たい人の部屋に飾ると金運・出世運が活性化します。

ある飲食店経営者は、南東に牡丹を飾ったところ、客単価が自然に上がり、収益が倍増したとの話も。

置き場所：玄関・南東・応接室

南東は「財運・人脈・社交性」の方位。

ここに牡丹を置くと、お金と人を同時に引き寄せやすくなります。
玄関にもおすすめ。出入りする「運気の入り口」で成功運を高めます。

縁起がいい花の名前と置き場所

椿（つばき）

花言葉：気取らない美しさ、控えめな愛
意味：生命力・誠実・落ち着き
風水効果：人間関係の調和／赤い椿は活力UP、白は浄化

風水効果（具体例）

椿は、人生の転機（転職、離婚、引越しなど）に強いサポート力を発揮します。
変化に疲れた心を癒し、地に足のついた判断力を取り戻させてくれるのがこの花です。

とくに赤い椿は活力を取り戻す力が強く、エネルギー切れのときに効果的です。

置き場所：トイレ・玄関の西側・北西の壁

トイレは“水の気”が溜まりやすく、椿が氣のバランスを整えてくれます。
また、北西は「主人の運気」を司る方位で、転機に悩む家族に安定感を与えます。

撫子（なでしこ）

花言葉：純愛、貞節、思いやり
意味：大和撫子の象徴
風水効果：恋愛運や家庭円満の象徴として人気

風水効果（具体例）

撫子は、「やさしさ」「思いやり」の気を持ち、恋人や家族との関係を柔らかくします。
たとえば、娘と母親の関係がギクシャクしていた家庭で、撫子を飾ってから自然と会話が増えたという報告も。

また、恋愛において“追い詰めすぎない・自然体で愛される”力を与えてくれます。

置き場所：洗面所・寝室の東南

東南は「縁・結婚」の方位。

撫子の柔らかなエネルギーが、人間関係に丸みを与えます。
洗面所に飾ると、自分自身に対しても優しくなれるので、美容運UPにも◎。

芍薬（しゃくやく）

花言葉：はにかみ、謙遜、優美
意味：美しさと奥ゆかしさ
風水効果：女性運・美人運アップ。美しさと気品を象徴

風水効果（具体例）

芍薬は、外見・内面の魅力をバランスよく引き出してくれる花。
婚活中やSNSでの印象を良くしたい人、接客業の人に効果大。
例えば、美容師さんが芍薬を仕事部屋に飾ってからリピーターが増えたという話も。

置き場所：ドレッサー周辺・南の窓際

南は「自己表現・人気運」の方位。

自信を持ちたいときや、人から好かれたい場面で活躍します。
鏡の近くに飾ることで、自己イメージも上向きに。

梅（うめ）

花言葉：忍耐、気品、忠実
意味：冬を越えて咲く強さ・再生
風水効果：困難を乗り越える力を与える／新たな挑戦に◎

風水効果（具体例）

「寒さに耐えて花開く」梅は、努力や忍耐の象徴。
受験生の机の近くに梅の花を飾ると集中力が上がった、という風水事例も有名です。
また、仕事で壁にぶつかっているときにも効果的です。

置き場所：勉強部屋・北東のデスク周り

北東は「変化・改革・努力」の方位。

梅がサポートする“頑張りのエネルギー”が活性化します。
受験・資格取得・新しい挑戦に最適な配置です。

蓮（はす）

花言葉：清らかな心、神聖
意味：泥の中でも咲く美しさ＝成長・悟り
風水効果：精神運、浄化、スピリチュアルな運気向上

風水効果（具体例）

蓮は、心の雑音を静め、精神的な安定をもたらします。
感情的になりやすい人、ストレスが多い人、心の整理をしたい人にぴったり。
瞑想やヨガを日課にしている人からも人気です。

置き場所：寝室・浴室付近・北の部屋

北は「精神性・静寂」を意味する方位。

特に蓮は“水”との相性が良く、お風呂場近くに飾ると深いリラックス効果があります。
また、寝室に飾れば不眠や悪夢の軽減にも。

風水的にNGとされる花とは？

一方で、風水では避けた方がよい花や飾り方も存在します。

知らずに取り入れて逆効果にならないよう注意しましょう。

ドライフラワー

「死んだ花」とみなされ、陰の気を持つとされる
風水的には運気を吸い取るとされ、金運・恋愛運ダウンの恐れも。

トゲのある花（例：バラ、サボテンなど）

トゲは「争い」や「トラブル」を招く象徴
飾る場合はトゲを取る or バランスを取る花と組み合わせる工夫が必要。

強すぎる香りの花

香りがキツすぎると気を乱しやすい
寝室などに置くと「安眠を妨げる」ことも。

まとめ 花の名前に運気をのせて、日常をちょっと豊かに

花の名前には、ただの響き以上に意味・歴史・自然の力が込められています。
風水の考え方を取り入れて花を選ぶことで、日々の暮らしに小さな運気の流れが生まれるかもしれません。

ぜひあなたも、「縁起のいい花の名前」を日常に取り入れてみてくださいね。