あなたの故郷の花。知っていますか?
全国47都道府県ごとに、その地域を代表する郷土の花。県花(けんか)があります。
どの県の花も、その地域の気候や文化に合っていて地域の特徴を表すものです。
誇りや歴史を感じられる大切なシンボルで、その場所の雰囲気や人々の気持ちが伝わってきますよね。
この記事では県花を紹介しながら
花言葉と県のイメージを絡めて
勝手に解説します!
特に都道府県では花言葉を発表しているわけではないので。。
まず、どうやって決めたのか?
この「郷土の花」が選ばれたのは、昭和29年にNHKが開局30周年を記念して行った「郷土の花」の選定イベントがきっかけ。
それから各地域の人が決めていったんですね~
郷土の花を選ぶ基準は
- 地域の誇りとなる花であること
- 地元の人たちに広く知られ、愛されている花であること
- 地元の産業や観光、生活に関わりが深いこと
- 地元の伝説や文学に関係していること
- その地域だけで見られる珍しい花であること
ほとんどは県に一つの花ですが、なんと大阪は2つ、京都は3つも選定されています!
欲張りさんw
ちなみに、日本の国花は「桜」と「菊」です。
以下の画像出展は全国知事会です。
日本の県花一覧 北海道地方
北海道:ハマナス
ハマナスは北海道の海岸沿いに自生するバラ科の花で、ピンク色の美しい花びらと芳香が特徴です。
6月から8月にかけて咲き、その実は「ローズヒップ」として知られ、ビタミンC豊富な野生のスーパーフードです。
ハマナスの花言葉
「見映えの良さ」「情熱」「旅の楽しさ」
北海道といえば広大な大地!そこに咲くハマナスは、自然の中で強く美しく咲く姿が魅力的。
花言葉「見映えの良さ」は、北海道の雄大な自然に負けずに美しく映えるその存在感のこと?
もしかすると、観光地の北海道で「旅の楽しさ」も誘ってるかも。
日本の県花一覧 東北地方
青森県:リンゴの花
青森のリンゴの花は、5月頃に白や淡いピンクの小さな花を咲かせます。
リンゴ栽培が盛んな青森にふさわしい花で、春の訪れを知らせるシンボルとして県民に愛されています。
リンゴの花の花言葉
「優しさ」「選ばれた恋」
青森といえばリンゴ!
青森県民の優しさが「優しさ」という花言葉に表れているんでしょうか?
「選ばれた恋」は青森のリンゴに対する愛情?青森を訪れるたび、恋するような気分でリンゴを見つめるのもまた乙なものです。
岩手県:キリ
キリの花は、紫色の小さな花が5月に咲き、岩手の山間部に独特の風情をもたらします。
軽くて丈夫な木材も特徴で、家具や楽器にも用いられる万能な植物です。
キリの花言葉
「高貴」「再生」「誠実」
岩手の自然に溶け込むキリの花、「高貴」で「誠実」とは岩手の人々そのもの。
特に「再生」という花言葉は、厳しい自然の中でも力強く根を張るキリの生命力と、震災からの復興を続ける岩手の姿を象徴している気がします。
宮城県:ミヤギノハギ
ミヤギノハギは秋にピンクの可憐な花を咲かせるマメ科の植物で、風にそよぐ姿が優雅です。
古くから日本文化にも登場し、詩歌にも詠まれてきました。
ミヤギノハギの花言葉
「思案」「柔らかな心」
宮城の柔らかで温かい気質を表すかのような「柔らかな心」の花言葉は、宮城の人々の親しみやすさにぴったり。
ミヤギノハギのしなやかな姿を見ていると、「思案」にふけりながら、ゆっくりと時間が流れる風景が浮かびます。
秋田県:ふきのとう
ふきのとうは春の訪れを告げる野草で、秋田の冷たい雪解けと共に顔を出します。
ほろ苦い味が特徴で、食材としても親しまれています。
ふきのとうの花言葉
「愛嬌」「仲間」
秋田の人の「愛嬌」を象徴するふきのとう。
まだ冷たい土の中から「仲間」と顔を出す姿が、冬を耐え抜いて春を待つ秋田県民の姿に重なります。
食べても美味しいというのも、秋田の優しさがあふれてる証拠?
山形県:べにばな(紅花)
べにばなは山形の初夏を彩る黄色の花で、染料や食用油としても利用されます。
特に紅花染めは伝統工芸として有名で、山形の名産品です。
べにばなの花言葉
「愛情」「情熱」
山形の紅花といえば「情熱」そのもの。
真っ赤な紅色に染まる様子は、山形の熱い愛情が詰まっているようです。
日差しの中で鮮やかに咲き誇る姿は、どこか見ていて心が燃え上がるような情熱を感じますね。
福島県:ネモトシャクナゲ
ネモトシャクナゲは春に咲くピンクや白の美しい花で、福島県の山間部に広がります。
生命力が強く、厳しい自然の中でも元気に育ち、地域のシンボルとされています。
ネモトシャクナゲの花言葉
「威厳」「節度」「幸福」
福島の自然の中に咲くネモトシャクナゲの「威厳」ある姿は、福島の山々の力強さそのもの!
「幸福」は、どこか大らかで温かみのある福島の人たちの笑顔を思わせます。
節度を保ちつつも、しっかり存在感を放つこの花、福島らしい芯の強さが感じられますね。
日本の県花一覧 関東地方
茨城県:バラ
茨城県のバラは、鮮やかな色彩と芳香で庭園を彩り、春から秋まで長く咲き続けます。
高貴で美しい花として、地域のシンボル的存在として親しまれています。
バラの花言葉
「愛」「情熱」「美」
茨城といえば納豆…と思いきや、実はロマンチックな「愛」と「情熱」のバラが県花とは!
意外な一面で、茨城の多様な魅力を表しているかのようです。
納豆のねばり強さとバラの優雅さがミックスされた、粘り強くも華やかな茨城らしさにぴったりですね。
栃木県:やしおつつじ
栃木県のやしおつつじは、春に山々を彩るピンクや紫色の美しい花です。
県内の多くの場所で観賞でき、栃木の自然の魅力を伝える存在として愛されています。
やしおつつじの花言葉
「節制」「愛の喜び」
栃木の山々を鮮やかに染めるやしおつつじ。
控えめで「節制」あるその姿は、どこか穏やかな栃木県民の気質を表しているよう。
「愛の喜び」は栃木の自然と触れ合う中で感じるささやかな幸せ?
山の中でこそ見つかる、ほのぼのとした愛情がここにあるのかも。
群馬県:れんげつつじ
群馬県のれんげつつじは、夏に鮮やかなオレンジ色の花を咲かせ、山間部の風景を華やかにします。
群馬の山々で広がるその美しさが、観光名所にもなっています。
れんげつつじの花言葉
「純真」「節制」「誘惑」
群馬のれんげつつじは、山の中で鮮やかに「誘惑」する花。
群馬県民の純真な心を表すような「純真」な花言葉も、自然と一体となる群馬の景色にぴったりです。
山歩きの最中に出会うと、ついつい写真に収めたくなるその魅力、まさに自然の「誘惑」ですね!
埼玉県:サクラソウ
サクラソウは、春にピンク色の可愛らしい花を咲かせる小さな植物です。
埼玉県では、荒川の河川敷などに群生し、春の風物詩として人々に親しまれています。
サクラソウの花言葉
「初恋」「少年時代」
埼玉のサクラソウは、「初恋」というロマンチックな花言葉がぴったり。
地元の人々に愛され、見かけるたびに心が温かくなる姿は、まさに「少年時代」の懐かしい思い出のよう。
埼玉の優しい春の風景が浮かぶこの花は、誰にとっても心の故郷みたいな存在かも?
千葉県:なのはな
千葉県の春を代表するなのはなは、明るい黄色で一面を染める花です。
暖かい春の日差しを受けて咲き誇り、千葉の田園風景と相まって美しい景色を作ります。
なのはなの花言葉
「快活」「明るさ」「元気」
千葉の田園風景にぴったりななのはな。
「快活」で「明るさ」を象徴するこの花は、まるで千葉の元気な県民そのもの!
春の陽気とともに、菜の花畑で明るく元気に育つ姿が、千葉県に来ると感じるほっとする開放感を伝えてくれますね。
東京都:ソメイヨシノ
日本の春を象徴するソメイヨシノは、東京発祥の桜で、全国的に人気があります。
短い期間に満開の美しい花を咲かせ、散る様子もまた風情を感じさせます。
ソメイヨシノの花言葉
「純潔」「優美な女性」
東京といえばソメイヨシノ、まさに都会の「純潔」なシンボル。
優雅に咲いてあっという間に散る様子は、忙しい東京の人々にも通じるものがあるかも?
桜の咲く時期にはみんなが夢中になる、その一瞬の華やかさは、東京のエネルギーと相性ぴったりですね。
神奈川県:ヤマユリ
ヤマユリは神奈川県の山中で夏に咲く大輪のユリで、強い芳香を放つ美しい花です。
特に白い花びらに黄色い斑点が特徴で、堂々とした存在感があります。
ヤマユリの花言葉
「威厳」「純潔」「無垢」
神奈川のヤマユリ、存在感バツグンです!
「威厳」たっぷりの花姿は、どこか横浜の中華街の華やかさにも負けませんね。
「純潔」と「無垢」という花言葉は、意外にも清楚で上品な神奈川の一面を表しているのかも。
都会の喧騒の中でひっそりと咲く姿が、まさにオシャレな神奈川県らしいかもしれません。
日本の県花一覧 中部地方
新潟県:チューリップ
新潟県のチューリップは、春になると田園を彩り、色とりどりの花が並ぶ風景が見どころです。
特に品種改良が進み、様々な色と形で楽しませてくれます。
チューリップの花言葉
「思いやり」「愛の告白」
新潟の広々とした田んぼに咲くチューリップは、まるでカラフルな絨毯!
「思いやり」という花言葉は、新潟の穏やかで温かい人柄を表している気がします。
「愛の告白」とは、新潟の人がチューリップに込めた県民愛?
一面のチューリップ畑で思わずロマンチックな気持ちになるのも納得です。
富山県:チューリップ
富山県もチューリップが盛んで、春になると大規模なチューリップ畑が広がります。
富山は日本のチューリップ栽培の一大産地として知られ、全国から観光客が訪れます。
チューリップの花言葉
「思いやり」「博愛」「魅惑」
富山のチューリップもまた、心和む風景を作り出しています。
「博愛」は、富山の人たちが花を通して分け合う温かさそのもの!
「魅惑」の花言葉通り、一度この広がる花畑を見れば、ついつい恋に落ちそう。
北陸の自然と共に、富山県は誰でも魅了されるエリアです。
石川県:クロユリ
クロユリは黒紫色の神秘的な花で、石川県の高山植物として知られます。
特に夏に咲き、ひっそりとした美しさが、石川県の静けさと調和しています。
クロユリの花言葉
「恋」「忍耐」「愛の誓い」
石川県のクロユリは、「忍耐」や「愛の誓い」という、なんだか深みのある花言葉。
石川の伝統文化や金沢の雅な雰囲気と相まって、秘めた愛の強さを感じさせますね。
黒紫の花姿がミステリアスで、石川県の奥ゆかしい魅力を象徴している気がします。
福井県:スイセン
福井県のスイセンは冬から春にかけて咲く、白や黄色の花びらが美しい花です。
福井の冬景色に溶け込み、厳しい寒さの中でひっそりと花を咲かせます。
スイセンの花言葉
「自己愛」「うぬぼれ」「神秘」
スイセンの「自己愛」と「うぬぼれ」とは、福井の控えめながらも誇り高い人柄に通じるものがあるかも?
寒い冬にも負けずに咲く姿は、福井の耐える力強さの象徴でもありそうです。
「神秘」を感じさせる白い花びらは、福井の美しい冬景色にぴったり。
山梨県:ふじざくら
ふじざくらは山梨の富士山周辺で見られる小さな桜で、4月から5月にかけて淡いピンクの花を咲かせます。
富士山の美しい風景とともに愛され、山梨の春の象徴的な花です。
ふじざくらの花言葉
「純潔」「優美」「忠実」
山梨県と富士山の象徴、ふじざくら!
「純潔」や「優美」という花言葉は、富士山の雄大さと調和するこの花の静かな美しさを表しています。
「忠実」という花言葉も、富士山を見守るように咲くふじざくらにぴったり。
富士山のふもとで、訪れる人々の心を和ませる姿はまさに山梨の誇りです。
長野県:りんどう
長野県のりんどうは、秋に紫や青の小さな花を咲かせ、山岳地帯を彩ります。冷涼な気候でも咲く強さがあり、長野の山々の厳しさと美しさを象徴しています。
りんどうの花言葉
「正義」「誠実」「悲しみ」
「正義」と「誠実」なんて、長野の山々の厳粛な自然そのものですね!
りんどうの深い青色がどこか「悲しみ」を感じさせるのは、山の寂しさや静けさの中に凛と立つ姿に通じるものがあるのかも。
長野の山道でひっそりと咲くりんどうを見ると、自然と向き合う気持ちになりますね。
岐阜県:れんげ草(げんげ)
れんげ草は春になるとピンクや紫の花を咲かせ、岐阜の田んぼや野に群生します。
小さな花が一面に広がる姿は、日本の春の原風景とも言える美しさです。
れんげ草の花言葉
「幸福」「感謝」「愛」
岐阜ののどかな田園風景を彩るれんげ草、「幸福」や「感謝」の花言葉は田舎の温かい人情にぴったり!
春風に揺れる姿が、どこか「愛」に満ちた優しい空気を漂わせます。
満開のれんげ草に囲まれると、自然の中で幸せを見つけられる気がしますね。
静岡県:つつじ
静岡県のつつじは、春から初夏にかけて色鮮やかに咲く花で、特に庭園や山麓で見かけます。
ピンクや赤、白などの花が咲き誇り、静岡の風景を華やかにします。
つつじの花言葉
「節度」「慎み」「豊かな美」
静岡県のつつじは「豊かな美」を表す華やかさを持ちながらも、「節度」と「慎み」があるのが特徴!
これは静岡の穏やかな県民性を表しているかのよう。
つつじの花が咲く庭園を歩くと、思わず「静岡に住みたい!」と思わせるその穏やかさと豊かさに惹かれますね。
愛知県:カキツバタ
愛知県のカキツバタは、5月頃に鮮やかな青紫の花を咲かせます。
特に湿地帯でよく育ち、伝統的な美しさを持つ花として、古くから日本人に愛されてきました。
カキツバタの花言葉
「幸運は必ず訪れる」「優雅」「高貴」
愛知のカキツバタ、何といっても「幸運は必ず訪れる」なんて前向きな花言葉!
青紫の凛とした花姿が、愛知の洗練された魅力を表しています。
「優雅」で「高貴」とも言えるその姿、まさに愛知の誇り。
湿地帯でしっとり咲くカキツバタに、ふと癒される時間を感じられますね。
日本の県花一覧 近畿地方
三重県:ハナショウブ
三重県のハナショウブは、初夏に咲く美しい花で、紫や白の花びらが特徴的です。
湿地や池の周りで育ち、日本庭園でも人気があります。
ハナショウブの花言葉
「優美」「あなたを信じます」「心意気」
三重のハナショウブは「あなたを信じます」と信頼感のある花言葉がユニーク!
「優美」さにあふれた花姿は、伊勢神宮の厳かさともどこか通じるものがありますね。
心意気ある県民性をも感じさせ、湿地で咲き誇るその美しさに、思わず一礼したくなる気持ちになります。
滋賀県:石楠花
読めますか?シャクナゲです。
石楠花は、滋賀県の山々で春から初夏にかけて咲く大輪の花で、ピンクや白の華やかな花が特徴です。
ひっそりとした山間の風景に美しさを添えます。
石楠花の花言葉
「威厳」「不変」「壮麗」
滋賀県の石楠花は、琵琶湖と同じく「不変」の花言葉があるのがぴったり!
「壮麗」で堂々とした姿は、まるで湖面を見守るかのような風格があります。
「威厳」もまた滋賀の穏やかな風景に調和し、山間で咲き誇る姿に滋賀県の誇りと歴史の深みを感じますね。
京都府:しだれ桜・嵯峨ぎく・なでしこ
しだれ桜は、京都の春を彩る優美な桜で、長く垂れ下がる枝に淡いピンクの花が咲きます。
京都の寺社を背景に咲き誇る姿が観光客にも人気です。
しだれ桜の花言葉
「優美」「しとやか」「淡白」
京都のしだれ桜、「優美」さに溢れるその姿はまさに雅な京都そのもの。
「しとやか」と「淡白」という花言葉も、奥ゆかしさを感じさせますね。
長い歴史を持つ京都の景色と調和し、風に揺れる姿には心が洗われるような感動があります。
嵯峨ぎくは、秋に咲く菊の一種で、京都嵯峨地区に特有の花です。
細い花びらが特徴的で、歴史ある京都の庭園を彩ります。
嵯峨ぎくの花言葉
「高貴」「忍耐」
嵯峨ぎくの「高貴」と「忍耐」は、千年の都・京都の気品と歴史を象徴しているかのよう!
忍耐強く咲き続けるその姿に、京文化の奥深さと美意識が詰まっています。
京都の秋をしっとりと彩る嵯峨ぎく、どこか見ているだけで背筋が伸びる花ですね。
なでしこは、小さなピンクや白の花が群生する美しい花で、京都の古典文化に多く登場する、日本らしい花の一つです。
なでしこの花言葉
「純愛」「大胆」「優雅」
京都のなでしこは「純愛」という花言葉がぴったり!
可憐でありながら、どこか「大胆」な存在感も感じさせるこの花。
繊細な姿に「優雅」さを宿し、日本の美意識そのものと言えますね。
歴史とともに今も愛される、そんな京都の粋が詰まっています。
大阪府:さくらそう・うめ
さくらそうは、小さなピンク色の花が集まって咲く愛らしい花で、春の大阪を彩ります。
大阪の温暖な気候にぴったりな、可憐で元気な花です。
さくらそうの花言葉
「初恋」「希望」
大阪のさくらそうは「初恋」の花言葉がぴったり!
人懐っこい大阪の人々の温かさが感じられるような、ほっこりした魅力がありますね。
「希望」もまた、大阪の活気あるエネルギーを表しているかのよう。街のあちこちで見かけると、心が弾みます!
大阪のうめは早春に咲き、白やピンクの美しい花を咲かせます。
冬の終わりを告げるように咲く姿が、大阪の人々に春の訪れを感じさせてくれます。
うめの花言葉
「忍耐」「高潔」「忠義」
大阪のうめは「忍耐」と「高潔」という花言葉を持ち、真っ直ぐな大阪人の気質に合いますね。
「忠義」は、義理と人情を大切にする大阪の文化そのもの?
寒い冬を耐え抜き、春を知らせてくれるうめは、大阪の愛すべき元気な魂が宿る花です。
兵庫県:ノジギク
ノジギクは兵庫県の秋を代表する花で、白く小さな花が野山を彩ります。
野に咲くギクの姿は、どこか素朴で親しみやすい風情があります。
ノジギクの花言葉
「清らかな愛」「高潔」
兵庫のノジギクは、「清らかな愛」や「高潔」という花言葉が似合いますね。
野山に自生する素朴な姿が、兵庫県の豊かな自然と静かな魅力を表しているよう。
「清らかな愛」なんて、兵庫の人々の優しさを感じさせる花言葉に、思わずほっこり。
奈良県:奈良八重桜
奈良八重桜は、奈良の春に咲く、花びらが重なった華やかな桜です。
古都奈良を代表する美しい桜として、多くの人に愛されています。
奈良八重桜の花言葉
「豊かな教養」「永遠の美」
奈良の八重桜、「豊かな教養」とは歴史ある奈良の街並みにぴったり!
「永遠の美」という花言葉も、古都奈良の不変の魅力を感じさせますね。
何度見ても新しい感動がある奈良の春の風景、この八重桜が象徴している気がします。
和歌山県:ウメ
和歌山のウメは早春に咲く小さな白やピンクの花で、和歌山の広大な梅林で美しい景色を作り出します。
ウメは県の特産品で、和歌山を代表する存在です。
ウメの花言葉
「忍耐」「不屈の精神」「高潔」
和歌山のウメは「不屈の精神」を持つ、まさに和歌山らしい花!
「忍耐」や「高潔」の花言葉も、地道な努力を重んじる和歌山の人々に通じるものがあります。
梅林で一面に咲き誇るウメの花は、和歌山の頑張り屋さんな精神を象徴しているのかもしれません。
日本の県花一覧 中国地方
鳥取県:二十世紀梨の花
鳥取県の二十世紀梨の花は、春に白く小さな可憐な花を咲かせます。
この花は鳥取の特産品である二十世紀梨の誕生を支え、梨畑に広がるその光景は鳥取の春の風物詩です。
二十世紀梨の花言葉
「愛情」「親しみ」「和やかさ」
鳥取といえば二十世紀梨!
「愛情」や「親しみ」を感じさせる花言葉は、鳥取の温かいおもてなし精神にぴったり。
「和やかさ」も梨畑で花を見ていると自然に感じられますね。
甘くておいしい梨のもととなる花もまた、鳥取の優しい空気を感じさせてくれる存在です。
島根県:ボタン
島根県のボタンは、大輪の美しい花が春から初夏にかけて咲き誇り、豪華な彩りで庭園を飾ります。
特に松江ではボタン祭りが行われ、多くの観光客が訪れます。
ボタンの花言葉
「富貴」「誠実」「恥じらい」
島根のボタンは、気品あふれる「富貴」の象徴。
松江の美しい庭園で堂々と咲き誇る姿には、誇り高い島根の歴史が重なります。
「誠実」さや「恥じらい」は、島根の静かな風土と優しい人々にぴったり。
華やかでありながらもどこか落ち着いたボタンは、島根県の人々の姿を映しているようです。
岡山県:ももの花
岡山県のももの花は、春に薄ピンク色の花を咲かせ、県内の果樹園を彩ります。
桃の名産地として知られる岡山にふさわしく、桃の実の始まりとなるこの花は地域に欠かせない存在です。
ももの花言葉
「天下無敵」「気立ての良さ」「チャーミング」
岡山といえば桃太郎!「天下無敵」という花言葉は、まるで伝説の英雄・桃太郎を連想させますね。
「気立ての良さ」や「チャーミング」も、岡山の人々の親しみやすさそのもの。
桃の花の優しい色合いが、どこかほのぼのとした岡山の雰囲気とぴったりです。
広島県:モミジ
広島県のモミジは秋に鮮やかな赤やオレンジに染まり、広島の山々を彩ります。
もみじ饅頭でも有名で、県民にも親しまれる広島のシンボルです。
モミジの花言葉
「遠慮」「自制」「大切な思い出」
広島のモミジ、「遠慮」や「自制」といった花言葉が秋の静かな美しさを表しているかのようです。
「大切な思い出」は、平和を願う広島の人々の心に響くもの。
紅葉するモミジを見ていると、広島の歴史や人々の温かさが伝わってくる気がしますね。
山口県:夏みかんの花
山口県の夏みかんの花は、春に白い可憐な花を咲かせ、爽やかな香りを放ちます。
山口特産の夏みかんは、この花から始まり、地域の産業を支えています。
夏みかんの花言葉
「清純」「純愛」
山口県の夏みかんの花は「清純」そのもの。爽やかな香りと真っ白な花びらが、どこか純粋な山口の風景にぴったりです。
「純愛」という花言葉も、山口の人々の穏やかでまっすぐな気質を感じさせます。
甘酸っぱいみかんの香りとともに、山口の自然を満喫したくなる一花ですね。
日本の県花一覧 四国地方
徳島県:すだちの花
徳島県のすだちの花は、5月頃に小さな白い花を咲かせ、柑橘の爽やかな香りが漂います。
特産のすだちの原点で、県内の料理にも欠かせない存在です。
すだちの花言葉
「喜び」「親しみ」「希望」
徳島のすだちの花、「喜び」と「親しみ」という花言葉は、すだちの爽やかさがもたらす徳島らしいおもてなしの心そのもの。
料理に添えるだけで豊かな味わいを引き出すすだちは、徳島の愛されキャラ!
「希望」の花言葉も、すだちの清々しい香りにぴったりですね。
香川県:オリーブ
香川県のオリーブは、初夏に白や黄色の小さな花を咲かせます。
小豆島を中心に栽培され、オリーブオイルや観光資源としても地域を支えています。
オリーブの花言葉
「平和」「知恵」「安らぎ」
香川のオリーブ、「平和」や「安らぎ」の象徴として地域に根付いています。
地中海の風が吹くような香川県の風景と、健康的なオリーブの木々が広がる景色はまさに癒しそのもの。
「知恵」という花言葉も、健康志向や地域活性化を目指す香川県にぴったりですね。
愛媛県:みかんの花
愛媛県の名産であるみかんの花は、春に白い可憐な花を咲かせ、甘い香りが漂います。
愛媛の温暖な気候で育つこの花が、実り豊かなみかんの始まりを告げます。
みかんの花言葉
「純白の愛」「あなたに感謝」「気持ちを引き締める」
愛媛のみかんの花、「純白の愛」なんて愛媛らしいピュアさを感じさせますね。
「あなたに感謝」という花言葉も、愛媛の温かい県民性が表れているようです。
みかん農家さんへの感謝の気持ちも込めて、甘い香りに包まれた愛媛の景色が目に浮かびます。
高知県:ヤマモモ
高知県のヤマモモは、春に淡い黄色の花を咲かせ、初夏には赤く丸い実がたわわに実ります。
酸味がある実はジャムや果実酒としても親しまれ、高知の特産品です。
ヤマモモの花言葉
「一途」「愛嬌」「誠実」
高知のヤマモモ、一途で愛嬌たっぷりの高知の人々をそのまま表しているようですね!
実のなる木として「誠実」な花言葉も、高知の人々の親しみやすさや真心を感じさせます。
丸くて可愛い赤い実は、高知の自然の恵みを実感させる一品で、県民の愛情が詰まっているかのようです。
日本の県花一覧 九州地方
福岡県:うめ
福岡県のうめは、早春に白やピンクの花を咲かせ、寒い季節の終わりを告げます。
特に太宰府天満宮の梅は有名で、毎年多くの参拝者が訪れます。
うめの花言葉
「忍耐」「忠義」「高潔」
福岡のうめ、学問の神様・菅原道真公に由来する「忠義」がぴったりです!
太宰府天満宮で凛と咲く姿は、寒さにも負けない「忍耐」と「高潔」を感じさせます。
古来から人々の心の支えとなる福岡のうめ、優美で力強いその姿に思わず見惚れますね。
佐賀県:クスの花
佐賀県のクスの木は、春から初夏にかけて小さな白い花を咲かせ、森全体に甘い香りを漂わせます。
クスの木は成長が早く、佐賀の自然の中で大切にされています。
クスの花言葉
「雄大」「壮大」「活力」
佐賀のクスの木は「雄大」で「壮大」、その大きな姿は佐賀の豊かな自然を象徴しています。
「活力」もまた、成長が早いクスの木ならではの花言葉。
佐賀の穏やかな風景に広がるクスの木々を見ると、まるで森が息づいているような活力を感じますね。
佐賀県民の元気の源かもしれません。
長崎県:雲仙ツツジ
長崎県の雲仙ツツジは、初夏に赤やピンクの鮮やかな花を咲かせ、雲仙の山々を彩ります。
長崎の観光名所としても有名で、毎年多くの人が見に訪れます。
雲仙ツツジの花言葉
「燃える思い」「情熱」「美」
長崎の雲仙ツツジは「燃える思い」そのもの!火山である雲仙と、情熱的に咲き誇るツツジのコントラストが鮮やかですね。
「美」しい風景が広がる雲仙の山中で、ツツジは長崎の自然の力強さと情熱を象徴しています。
まるで長崎の壮大な歴史も包み込むかのような力強さが感じられます。
熊本県:リンドウ
熊本県のリンドウは、秋に深い青紫の花を咲かせ、熊本の山々を彩ります。
細く可憐な花が山間で咲く様子は、見る者の心を和ませます。
リンドウの花言葉
「正義」「誠実」「悲しみ」
熊本のリンドウ、「正義」と「誠実」の花言葉が熊本の真面目な気質を表しているかのようです。
悲しみを感じさせる青紫の花びらは、歴史と共に強く生きる熊本県民の姿にも重なります。
秋の熊本の山でひっそりと咲くリンドウに、熊本の自然と人々の心の強さを感じますね。
大分県:豊後梅
大分県の豊後梅は、早春にピンク色の花を咲かせ、ほのかな甘い香りが漂います。
大分の特産品である梅干しや梅酒の原料にもなり、県民に親しまれています。
豊後梅の花言葉
「忠実」「愛らしさ」「魅力」
大分の豊後梅、「忠実」という花言葉が県民の堅実さと相まって良い味を出していますね!
ピンク色で「愛らしさ」もある花は、まさに大分の隠れた魅力そのもの。
豊後梅を使った梅酒を楽しみながら、この花の香りに思いを馳せると、ふと大分の豊かな自然が感じられそうです。
宮崎県:はまゆう
はまゆうは宮崎県の沿岸部に自生し、夏に白くて大きな花を咲かせます。
真っ白な花びらが南国の青空に映え、浜辺の風景を彩ります。
はまゆうの花言葉
「汚れがない」「どこまでも続く愛」
宮崎のはまゆう、「汚れがない」とは南国の爽やかな海辺にぴったりです。
「どこまでも続く愛」という花言葉も、どこかおおらかで温かい宮崎県民の気質を感じさせます。
夏の太陽のもとで凛と咲く姿が、宮崎の明るいエネルギーを象徴しているかのようですね。
鹿児島県:ミヤマキリシマ
鹿児島県のミヤマキリシマは、初夏に山々を覆うように紫やピンクの花を咲かせます。
特に霧島連山で咲く姿は壮観で、県の名物でもあります。
ミヤマキリシマの花言葉
「愛の喜び」「情熱」「勇敢」
鹿児島のミヤマキリシマ、「情熱」と「勇敢」という花言葉は、まさに火山の麓で咲くこの花にぴったり!
霧島連山を鮮やかに染め上げるその姿は、鹿児島の自然のエネルギーを感じさせます。
「愛の喜び」を象徴するようなその色合いもまた、鹿児島の温かい心を映しているようで見事です。
日本の県花一覧 沖縄地方
沖縄県:デイゴ
沖縄県のデイゴは、春から初夏にかけて真っ赤な花を咲かせます。
その鮮やかな色が沖縄の空に映え、沖縄民謡にも登場する、県民に親しまれる花です。
デイゴの花言葉
「活力」「生命力」「大いなる愛」
沖縄のデイゴ、「活力」や「生命力」は南国のエネルギッシュな沖縄そのもの!
真っ赤な花が咲き誇る姿には「大いなる愛」を感じさせ、沖縄の温かい人々や豊かな文化が表れています。
デイゴの木の下で風に吹かれていると、沖縄の壮大な自然のパワーを全身で感じることができるでしょう。
日本の県花一覧・総括
県花が同じ所があったり、単純な花ではなく果実や木の花だったり。
特色があって面白いですね。こちらもどうぞ。
記事のポイントをまとめます。
地域の文化や自然環境に根差したこれらの花々は、観光や地域紹介にも役立つ、各地を象徴する魅力的なシンボルです。
花言葉や地域の特性を通じて、地元の誇りや歴史を感じることができます。
北海道地方
北海道: ハマナス – 「見映えの良さ」「情熱」「旅の楽しさ」
東北地方
青森県: リンゴの花 – 「優しさ」「選ばれた恋」
岩手県: キリ – 「高貴」「再生」「誠実」
宮城県: ミヤギノハギ – 「思案」「柔らかな心」
秋田県: ふきのとう – 「愛嬌」「仲間」
山形県: べにばな – 「愛情」「情熱」
福島県: ネモトシャクナゲ – 「威厳」「節度」「幸福」
関東地方
茨城県: バラ – 「愛」「情熱」「美」
栃木県: やしおつつじ – 「節制」「愛の喜び」
群馬県: れんげつつじ – 「純真」「節制」「誘惑」
埼玉県: サクラソウ – 「初恋」「少年時代」
千葉県: なのはな – 「快活」「明るさ」「元気」
東京都: ソメイヨシノ – 「純潔」「優美な女性」
神奈川県: ヤマユリ – 「威厳」「純潔」「無垢」
中部地方
新潟県: チューリップ – 「思いやり」「愛の告白」
富山県: チューリップ – 「思いやり」「博愛」「魅惑」
石川県: クロユリ – 「恋」「忍耐」「愛の誓い」
福井県: スイセン – 「自己愛」「うぬぼれ」「神秘」
山梨県: ふじざくら – 「純潔」「優美」「忠実」
長野県: りんどう – 「正義」「誠実」「悲しみ」
岐阜県: れんげ草(げんげ) – 「幸福」「感謝」「愛」
静岡県: つつじ – 「節度」「慎み」「豊かな美」
愛知県: カキツバタ – 「幸運は必ず訪れる」「優雅」「高貴」
近畿地方
三重県: ハナショウブ – 「優美」「あなたを信じます」「心意気」
滋賀県: 石楠花 – 「威厳」「不変」「壮麗」
京都府: しだれ桜・嵯峨ぎく・なでしこ – 「優美」「しとやか」「淡白」
大阪府: さくらそう・うめ – 「初恋」「希望」「忍耐」
兵庫県: ノジギク – 「清らかな愛」「高潔」
奈良県: 奈良八重桜 – 「豊かな教養」「永遠の美」
和歌山県: ウメ – 「忍耐」「不屈の精神」「高潔」
中国地方
鳥取県: 二十世紀梨の花 – 「愛情」「親しみ」「和やかさ」
島根県: ボタン – 「富貴」「誠実」「恥じらい」
岡山県: ももの花 – 「天下無敵」「気立ての良さ」「チャーミング」
広島県: モミジ – 「遠慮」「自制」「大切な思い出」
山口県: 夏みかんの花 – 「清純」「純愛」
四国地方
徳島県: すだちの花 – 「喜び」「親しみ」「希望」
香川県: オリーブ – 「平和」「知恵」「安らぎ」
愛媛県: みかんの花 – 「純白の愛」「あなたに感謝」「気持ちを引き締める」
高知県: ヤマモモ – 「一途」「愛嬌」「誠実」
九州地方
福岡県: うめ – 「忍耐」「忠義」「高潔」
佐賀県: クスの花 – 「雄大」「壮大」「活力」
長崎県: 雲仙ツツジ – 「燃える思い」「情熱」「美」
熊本県: リンドウ – 「正義」「誠実」「悲しみ」
大分県: 豊後梅 – 「忠実」「愛らしさ」「魅力」
宮崎県: はまゆう – 「汚れがない」「どこまでも続く愛」
鹿児島県: ミヤマキリシマ – 「愛の喜び」「情熱」「勇敢」
沖縄地方
沖縄県: デイゴ – 「活力」「生命力」「大いなる愛」