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勿忘草の花言葉が怖い 愛と記憶の伝説がトラウマ級 最期に「忘れないで…」って

花の種類

勿忘草(わすれなぐさ)は、小さくて可憐な見た目とは裏腹に、その花言葉に少し怖い一面があると言われています。

特に「私を忘れないで」という花言葉は、中世ヨーロッパの悲しい伝説に由来し、強い愛情や執着を感じさせます。

それが、どこか不気味に思えることもあります。

しかし、勿忘草の花言葉には「友情」や「変わらぬ心」といったポジティブな意味も多く含まれています。

恋人や友達へのプレゼントにぴったりなこの花が持つ奥深い魅力について、一緒に見ていきましょう。

「勿忘草」とかけまして 「私を忘れないで」ととく

その心は…

どちらも 愛は思い出で(重いで) しょう

う~んイマイチ

  • 勿忘草の花言葉が「怖い」と感じられる理由や背景
  • 花言葉の由来である中世ヨーロッパの悲しい伝説について
  • 「愛情」や「友情」など、怖さ以外のポジティブな花言葉の意味
  • 勿忘草がプレゼントに適している場面やその花が持つ奥深い魅力

勿忘草の花言葉が怖い理由

勿忘草(わすれなぐさ)とは

勿忘草(わすれなぐさ)は、野や庭などに小さくてかわいらしい花を咲かせる植物で、春から初夏、だいたい4月から5月頃に咲きます。

花の色は、一般的には鮮やかな青色です。品種によってはピンクや白色の花を咲かせるものもあります。

青い花は特に澄んだ色をしているため、見る人の心を癒してくれますね。

ワスレナグサは、英名「Forget-me-not」和名「勿忘草、忘れな草」と書きます。

忘れな草は、まぁいいでしょう。

って何よ?って感じですよね。

「勿忘草」は、もともと中国から伝わった表現です。

「勿忘草」の「勿(なかれ)」には、「〜してはいけない」という意味があります。

「忘」は「忘れる」という意味なので、「勿忘」で「忘れてはならない」という意味になります。

日本語にすると「忘れな草」の方が分かりやすいのですが、「勿忘草」という漢字には、どこか奥ゆかしさや美しさも感じられますよね。

このような漢字を使うことで、花の持つ特別な意味や品のある印象を大切にしているのかもしれません。

花言葉の伝説がトラウマ級に怖い

勿忘草の花言葉で有名なのは、「私を忘れないで(Forget-me-not)」があります。

これの由来となった伝説が、トラウマ級に怖いです。

この伝説は、中世のドイツにおける一組の恋人たちの物語。

ある日、若い騎士とその恋人の女性が川辺を歩いていました。

川のほとりにはたくさんの青い花が咲いていて、その美しさに女性は心を奪われました。

女性のためにその花を摘もうと、騎士は川に近づきます。

しかし、足を滑らせて川に落ちてしまいました。

激しい川の流れに逆らえず、騎士は溺れそうになります。

それでも彼は、女性への強い愛の気持ちを込めて、摘んだ花を彼女に向かって投げました。

そして、最後の力を振り絞りながら

「Vergiss-mein-nicht!(僕を忘れないで!)」と・・・

その後、騎士は川に沈んでしまい、二人は永遠の別れを迎えました。

こんな言葉を残されたときには、ねぇ。。。

 

相手に「忘れないで」と願う気持ちは、愛や友情の強い想いから生まれるもの。

ですが、それがあまりに強すぎると相手にプレッシャーを与えるように感じられ、少し恐ろしさを感じさせる場合もあります。

こうした執着や永遠に続く愛のイメージが、どこか怖いと受け取られる理由かもしれません。

その他の花言葉

勿忘草には、「私を忘れないで(Forget-me-not)」のほかにもたくさんあります。

真実の愛
誠の愛
友情
慈愛
変わらぬ心
さりげない愛

その多くは、花の名前や伝説からきていて、愛や記憶に関する意味を持っています。

代表的なものから、少し珍しいものまでご紹介します。

真実の愛

勿忘草の花言葉の中で最もよく知られているのが「真実の愛」です。

前述のヨーロッパの伝説に由来します。

「私を忘れないで」という想いを込めてこの花を贈ったという話が、その純粋で変わらない愛の気持ちが「真実の愛」という花言葉につながったと言われています。

誠の愛

「誠の愛」という花言葉もあります。

これは、花が持つひたむきで健気な印象からきています。

勿忘草は小さな花ですが、その可憐さの中にしっかりとした美しさがあり、嘘のない誠実な愛を表すのにふさわしいと考えられたのでしょう。

友情

勿忘草には「友情」という花言葉もあります。

これは、いつまでも変わらない友達との絆を象徴していると言われます。

花の小さな姿や優しい色合いが、友人へのさりげない優しさや思いやりを思い起こさせるため、このような花言葉が生まれたとされています。

慈愛

「慈愛」という花言葉も、勿忘草にはあります。

これは、母親や家族の深い愛情を表しています。

勿忘草が咲く姿は、まるでそっと寄り添うような優しさを感じさせます。

そのため、家族や親しい人たちへの深い愛を表す花言葉となったのでしょう。

変わらぬ心

「変わらぬ心」という花言葉は、勿忘草が咲き続ける姿からきています。

春から初夏にかけて咲き、長く咲き続けるその姿が、時間が経っても変わらない気持ちや心を連想させるため、このような花言葉が付けられました。

さりげない愛

少し珍しい花言葉として「さりげない愛」というものもあります。

これは、勿忘草の花が目立たない小さな姿で咲くことからきています。

派手ではないけれど、そっと咲くその姿が、控えめだけれど確かな愛を表していると考えられたからです。

 

このように、勿忘草の花言葉は「愛」や「記憶」に関するものが多く、どれも心に残る美しい意味を持っています。

花の小ささや優しい色合いが、愛や思い出を大切にする気持ちを表しているのかもしれませんね。

勿忘草の花言葉が怖い理由が分かったら

花言葉は色によって変わらない

勿忘草の花言葉は、基本的に色によって変わることはありません。

青い勿忘草が代表的ですが、ピンクや白などの品種にも、同じ花言葉が共通して使われます。

勿忘草の花言葉は、その花の見た目や伝説、名前に由来するため花の色自体が意味を変えることはほとんどないのです。

花の小さくて可憐な姿、優しい色合いが花言葉に共通の意味を与えていると言えます。

 

ただ、贈る際に花の色を選ぶことで、相手に伝えたい気持ちを少し変えることはできます。

例えば、青い勿忘草は「誠実さ」や「冷静さ」を感じさせ、ピンクは「優しさ」や「愛らしさ」、白は「純粋さ」や「無邪気さ」を表すことができます。

誕生花

勿忘草(わすれなぐさ)は、4月と5月の誕生花とされています。

特に4月の春の季節に咲くことから、4月の誕生花として知られることが多いです。

青く可憐な花は、春の暖かさと新しい出発を象徴しており、4月生まれの人にぴったりです。

また、勿忘草は特定の日の誕生花でもあります。

一般的には 4月16日 や 5月27日 の誕生花とされることがあります。

この日は、勿忘草の花が持つ「私を忘れないで」という花言葉にちなみ、大切な人や思い出を心に刻む日にぴったりだとされています。

 

勿忘草の花を誕生日に贈ることで、「あなたのことをずっと大切に思っているよ」という気持ちを伝えることができます。

誕生日プレゼントとして贈ると、贈られた人にとって特別な思い出になるでしょう。

勿忘草をプレゼント

勿忘草は、「私を忘れないで」や「真実の愛」という花言葉を持つ花です。

小さくて可愛らしい姿とやさしい色合いから、特別な想いや大切な記憶を伝えたいときにぴったりです。

どのようなシチュエーションで、どんな人にプレゼントすると良いか、いくつか考えてみましょう。

遠くに離れてしまう友達や家族に

例えば、引っ越しや卒業などで離れてしまう友達や家族に贈るのが良いでしょう。

「いつまでも忘れないよ」という気持ちを込めて、勿忘草をプレゼントすれば、遠くに離れてもその絆が続くことを伝えられます。

特に、人と別れが多い時期。この花を贈ることで「また会おうね」という想いを伝えるのにぴったりです。

いつも支えてくれる大切な人に

勿忘草は、感謝の気持ちを表すのにもふさわしい花です。

普段はなかなか言えない「ありがとう」の気持ちを、勿忘草を通じて伝えてみてはいかがでしょうか。

家族や長い間一緒にいる親しい友達に、「これからもよろしくね」という想いとともに贈ると、喜ばれることでしょう。

恋人や好きな人に

「真実の愛」や「変わらぬ心」といった花言葉を持つ勿忘草は、恋人や好きな人に気持ちを伝えるのにも適しています。

特に、長く付き合っている恋人に贈ると、「ずっとあなたのことを想っています」という深い愛の気持ちを表すことができます。

気になる人にさりげなく想いを伝えたいときにも、勿忘草はおすすめです。

さりげないプレゼントとして

勿忘草は小さくて控えめな花なので、さりげないプレゼントにも向いています。

特に、あまり目立つものを贈るのが照れくさいときや、気軽にちょっとした贈り物をしたいときに使うと良いでしょう。

相手に「あなたのことを大切に思っているよ」と自然に伝えることができます。

 

勿忘草の花を贈ることで、特別な想いや感謝の気持ちを相手に伝えることができます。

贈る人やシチュエーションによって、花言葉の持つ意味が相手の心に温かく響くでしょう。

勿忘草の豆知識

勿忘草(わすれなぐさ)は、可憐な花と素敵な花言葉で知られていますが、あまり知られていない面白い話もいくつかあります。

実はヨーロッパ原産の花

勿忘草は、日本の春を彩る花として親しまれていますが、もともとはヨーロッパ原産です。

古くからヨーロッパでは、愛や記憶を象徴する花として愛されてきました。

日本では明治時代に入ってから観賞用として広まり、今ではすっかり馴染んでいます。

薬としても使われていた

昔のヨーロッパでは、勿忘草は薬草としても使われていたことがあります。

勿忘草の葉や茎を乾燥させて、ハーブティーやお茶として飲まれていたのです。

このお茶は、体を温めたり、リラックスさせる効果があると考えられていました。

今ではあまり使われていませんが、ハーブとしての側面を持っていたのは意外ですよね。

「ブルースター」という別名

勿忘草には「ブルースター(Blue Star)」という別名があります。

この名前は、青い星のような小さな花が集まって咲く姿からつけられました。

青い色の花は夜空に輝く星を思わせ、見る人の心を癒してくれます。

日本では「勿忘草」の名前のほうが有名ですが、別名もとてもロマンチックですね。

他にも種類がある

勿忘草といえば、小さな青い花が一般的ですが、実は品種によって色や形が少しずつ違います。

青色だけでなく、ピンク色や白色の花を咲かせる種類もあるのです。

また、「シナワスレナグサ」や「アルペンワスレナグサ」といった種類もあり、それぞれに少しずつ異なる特徴を持っています。

花屋さんで見かける勿忘草も、じっくり観察するといろいろな種類があることに気づけるかもしれません。

開花時期が長い

勿忘草は、春から初夏にかけて咲くとされていますが、実は開花時期が長いことでも知られています。

温度や育て方によっては、1ヶ月以上も花を楽しむことができます。

そのため、長く咲き続ける花として「変わらぬ心」や「永遠の愛」を象徴する花言葉にもつながっています。

このように、勿忘草にはあまり知られていない面白い豆知識がたくさんあります。

可愛い見た目だけでなく、奥深い歴史や特徴があることを知ると、より一層この花に愛着が湧いてきますね。

まとめ:勿忘草の花言葉が怖い 愛と記憶の伝説がトラウマ級 最期に「Forget me not…」って

記事のポイントをまとめます。

  • 勿忘草は「私を忘れないで」という花言葉を持つ
  • 花言葉の由来は中世ドイツの恋人たちの悲しい伝説による
  • 伝説では、川で溺れた騎士が最後に「僕を忘れないで」と叫ぶ
  • 「勿忘草」の漢字は「忘れてはならない」という意味を持つ
  • 強い愛の思いがプレッシャーを感じさせるため、怖いと捉えられることがある
  • 花言葉には「真実の愛」や「誠の愛」など愛に関するものが多い
  • 「変わらぬ心」という花言葉は、花が長く咲く姿に由来する
  • 「友情」や「慈愛」など、愛だけでなく心の絆を表す花言葉もある
  • 花の色が変わっても花言葉の意味は変わらない
  • 青は誠実さ、ピンクは優しさ、白は純粋さを表すイメージがある
  • 勿忘草は4月と5月の誕生花であり、特に4月16日や5月27日に関連する
  • プレゼントに使う際は「遠く離れる人への想い」を伝えることができる
  • ヨーロッパ原産で、明治時代に日本に入ってきた
  • 別名「ブルースター」は青い星のような花姿から付けられた
  • 昔はハーブティーとして薬草としても使われていた